2012/10/29

Heavenese in Kansas City!!


1019日~21日の3日間、Heaveneseというバンドが東京からカンザスシティに来ました!!憧れの牧師Marre Ishiiさん率いるゴスペルバンドです。
詳しくはこちら→Heavenese


Heaveneseは今まで聞いたことのないようなGospelバンドで、日本の伝統楽器と日本音楽特有なメロディをソウルやR&Bに混ぜた感じ。でも歌詞は神様を賛美する内容であってしっかりゴスペルとして根付いている。日本人にしてもアメリカ人にしてもとても新鮮な音楽ということは間違いなし!

このバンド、そしてリーダーのMarreさんとKumikoさんを知れば知るほど本当にひきつけられます。特にMarreさんのすごいところは、彼は中途半端ではないですよ。クリスチャンだからって枠にとられていないので(もちろんクリスチャンとしての核心はついていますが)、多くの場所で多くの人の心に響くのだと思います。たとえばGospelバンドが靖国神社や他の神社で演奏をするなんて本来なら考えられないことじゃないですか!でも、Marreさんは日本人として日本の歴史をしっかり心得ているし、考えに矛盾がない!だから神を愛する一人間として各地で受け入れられるのだと思います。
残念ながら「クリスチャンなのでほかの宗教や文化は学びません」という多くの人に日本で会ったことがあります。特に宣教師ではそういう人が多かったな。そうじゃなくて「クリスチャン」や「何人」といってだけにとらわれるのではなく、自分や相手を個人的にそして国のルーツ、そういう物を理解しようとしなくてどうして「隣人を愛せよ」が実行できるか?そして誰がそういう人を受け入れられるか?
イエス様は人間レベルでいう「宗教」や「クリスチャン」という物よりはるかに大きい方なのでその深さと愛を日々学んで近づいていくのが私たちが求める道。そしてこのHeaveneseはまさしくイエス様の考えに近いバンドではないかなと思います。

さて、彼らがカンザスシティに居た数日間は私にとってはとても特別で、いろいろな意味でポジティブな波を最も必要な時に運んできてくれたような気がします。私たちの教会がいろいろ彼らをホストしていたのですが(私は応援団のみだけど)、教会の人たちが彼らと触れることによって「日本」や「日本人」を前よりずっと理解してくれて、それによって私と教会の人たちの距離もぐっと近づけた気がするのは本当に感謝なことです。こっちだと日本人はマイノリティだよなぁとか思ってなかなか白人の中にぼって入っていくことに引け目を感じていることもあったけど、とにかく近づこうとしていた。でも頑張りすぎても結局裏目に出て思うように近づけないことがあるんですよね。でも波のようにやってきたHeavenese達の大きなパワーでそれが取り去られた感じ。教会の人だけではなくこちらの日本人コミュニティの人たちともぐっと近くなれ個人的には得られたものが本当に大きかったです。

長いこと迷っていたり尻込みしていることがあったのですが、彼らとの出会いで「頑張れそう」と思えました。生活面では特に30過ぎてアメリカに永住することになると、価値観や習慣がしっかり根付いてしまっているので新しい環境に適応するのが難しいんですよね。それにこちらで学生から住んでいる方やベテランさんを見ると、自分のここでの立ち回りがうまくつかめなかったり「わたしって英語すらまともに話せないかも。。」と思って劣等感を感じることがあったのですが、そーんなことはない!と思えるようになりました。しっかり日本で大学まで教育を受けて、社会人を10年やってからここに来たということで、「日本人」としての魂が中途半端ではなくしっかり私の中には入っているんです!だからこの地で「アメリカ人にならなくちゃいけないのかな」とか「あの人のようにもっと上手く立ち回れたらなぁ」とか思う必要はないんですよ。しっかり根付いた日本魂を大切に、あとは新しい事を追加させていくだけ。だから私は中途半端ではなくしっかり2つの別の文化を持てるんですよ。それで誰でもない「私」になればいい。辛くなったら、Heaveneseの「Silk Road」にあるように「弱いときも、見上げればそこに力強いあなたの翼が」あるのだから。

Thank God for Heavenese!!!!! Thank God for eternal life!!!!!

2012/10/11

少しずつ。 little by little..

カンザスシティに来て早2年弱(微妙。。)

まぁ、ここでの生活は上向きになるんだろうかと思って日々過ごしてきたけれども、決して悪い事だけではないと最近実感させられております(=゚ω゚)人(゚ω゚=)

今住んでいるところは殆ど日本人が居ないし、なーんもないエリヤだし、慣れるやら頑張るにしても何をどうすればいいんだろうと思っていたんだけど、「多分だめだからやらん」となるか「多分だめかもしれないけどやってみる」と取るかで随分違うんですよね~。だから私は後者を選びます。
ここで「多分大丈夫かもしれない」と思わないところが私にとってはミソで、昔から期待を持つとズトーンと落とされることが多かったので、期待を持たずに地道にやってみるっていうのが私のもっとうなのです。決してネガティブになっているわけではなく、ダメかもしれないって思っていたけどそうじゃ無かった時の方が感動も感謝も大きいからですね!
かといっていつも希望がないわけじゃなくて、もちろん希望があるからやるだけやってみるんですけど。

日本のある番組で見たんだけど、相手に(私の場合は状況にも当てはまるかな)50%くらいの期待をもって付き合っていると案外うまくいくものだと言っていました。周りの人やこの状況や先に期待をするのはとてもいいことだけど90%超えたらいいかなと思ったら案外満足できないものですよね。その分、期待値を下げておけばそれを超えたら満足できるはず。マイナスが多いよりプラスが増える方がずっと嬉しい!

それとは別ですが、結局やだなー、周りのみんなはきっと私のことわかってくれないよなーと勝手に周りをジャッジしている事が多かったのですが今反省です!!最近やっと本当に多くの人に支えられていると言う事を今更実感させられるようになりました!私をいつも超大事に思っているロバート君をはじめ、ちょっとした時に話を聞いてくれたりする学校の先生や受付の人、ご飯に誘ってくれたりする友達や電話をくれる人達がいるってほんとありがたい事だなぁって。だから最近はつまらないと思うより、つまらなくならない!と思って毎日を過ごしています。

ロバート君の中東派遣も決まり、まだまだ落ち着かない事、決めなくてはいけない事や課題は山積みだけれども、神様をはじめ家族や夫、友達、周りの人に支えられてなんとかなるでしょう!と思ってますー!!なので、応援してね♪♪

下は日本祭りの時だした宣伝ブース。
来週Heaveneseという日本のグループがチャリティーコンサートでカンザスシティに来るので宣伝活動のお手伝いしましたー。すんごいかっこいい。。来週実際に見るのが楽しみ。